
「五反田マルシェ」が5月30日と31日、五反田JPビルディング(品川区西五反田8)1階の外構部で開催される。主催は日本郵政不動産(千代田区)。
ビル正面右側、中原街道に面した外構部をマルシェの会場として利用する
開催場所は、同ビル正面入り口向かって右側の「中原街道フロントテラス」。各日20店舗が出店し、焼き菓子やコーヒー豆、酒類などの飲食料品のほか、生活雑貨、アクセサリーなどを販売する。全体のスペースは約72坪。
開催の経緯について、日本郵政不動産運営本部の大田翔太郎さんは「五反田JPビルディング外構部のにぎわい創出を考えていたところ、地域住民やオフィスワーカーからイベント開催の要望があった。中原街道沿いの外構部は公開空地に該当するため、イベント開催には街づくり団体への登録が必要。『東京のしゃれた街並みづくり推進条例』に基づく街づくり団体に登録し、地域の皆さまが当ビルに足を運ぶきっかけになるマルシェの開催を目指すことにした」と話す。
同ビル1階のフードホール「五反田食堂」からは、タコスやタコライス、缶のアルコール飲料を提供する「キタデタコス」(千代田区)と、コーヒーを販売する「アマメリアエスプレッソ」(小山3)が出店する。農林水産省が推奨する「農業女子プロジェクト」からは、ハラペーニョソースを販売する「top of tree」(埼玉県)、ニンニクの芽や乾燥ニンニクの芽を扱う「河口湖自然栽培にんにく農園Mt.Fuji Green Kids Farm」(山梨県)、大葉塩や大葉コショウ、一味唐辛子、ルッコラセルバチコを販売する「州田園」(愛知県)の3店が出店する。
「五反田マルシェは、今後も定期開催を予定している。二子玉川ストリートマーケットの『ふたこ座』や流山おおたかの森『スクエアマルシェ』と同じような規模感のマルシェを五反田でも開催していきたい」と大田さん。「五反田JPビルディングは開業からちょうど1年たった。マルシェを通して、五反田食堂の認知を広げ、足を運ぶ機会にしていただければ。五反田の街を盛り上げたい」と話す。
開催時間は、30日=11時~18時、31日=10時30分~17時。入場無料。